ヒラキンの取り組み

ヒラキンの目指すものヒラキンの目指すもの

日本は実は資源大国

日本は実は資源大国

「都市型鉱山」とは、都市で大量に廃棄される家電製品等を、貴重な金属資源に例えた言葉です。その埋蔵量は、金で約6800トン(世界の現有埋蔵量の約16%)、銀で約6万トン(世界の現有埋蔵量の約22%)、電池の材料であるリチウ ムにいたっては、世界の年間使用量の7・5倍に達するとの試算が。都市型鉱山の埋蔵量から考えると、日本は世界有数の資源大国といえます。

出典データ:独立行政法人物質・材料研究機構

再資源化すると

再資源化すると再資源化すると

日本で1年間に使用済みになる小型家電は65万トン。そのうち金、銀、銅など有用な金属は28万トン、金額にすれば844億円分にもなります。

出典データ:環境省・経済産業省

限界まで

限界まで

家電製品は長い間、市町村によって主に「粗大ごみ」として回収され、大部分が埋め立て処理されていました。けれども、国内の一般廃棄物埋め立て処分場はいずれも、あと19年前後で満杯になる状況で、ゴミの減量化が急務となっています。

出典データ:環境省 平成25年度データ

アルミ缶で97%の省エネ

アルミ缶で97%の省エネ

アルミニウムを製造する際、天然鉱石のボーキサイトから作る場合と比べ、リサイクルされたアルミを原料にした場合の製造エネルギーは、わずか3%。身近なアルミ缶のリサイクルが97%の省エネを実現するというわけです。日本で1年間に消費されるアルミ缶約30万トンのうち、リサイクルされる量は約27万トン(約170億缶)。使用電力量に換算すると、日本の全世帯数(約5000万世帯)の約12日分の使用電力量の削減に、アルミ缶のリサイクルが貢献したことになります。

出典データ:アルミ缶リサイクル協会

資源化の柱は人の手資源化の柱は人の手

「世界に類を見ない高度な日本のリサイクル技術」を支えているのが、実は「人の力」。鉄、アルミ、銅、貴金属、レアメタル、プラスチックといった異素材の混合物である家電製品などを、最初の段階でどれだけ細かく丁寧に分別するかが重要なポイントです。ヒラキンでは、家電もOA機器もまずは可能な限り人が手で分解し、ネジ1本に至るまで素材を選別しています。

リサイクル率99%リサイクル率99

ヒラキンは、自動車や自転車、家電などからさまざまな資源を選び出し、原料化するリサイクルを進めています。再資源化される重量は年間約25万トン。普通車に換算すると25万台分に相当します。今後も常にリサイクル率100%を目指して、ヒラキンの取り組みは続きます。

天ぷら油で走る車両天ぷら油で走る車両

ヒラキン西大寺工場では廃油(天ぷら油)からできたバイオディーゼル燃料を、工場内で使うフォークリフト、ショベルローダーに使用。工場内で使う車両には一切、化石燃料を使わない。少しでも環境に役立つことがあれば貪欲に取り組む。─それがヒラキンのポリシーです。

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